▲ ページトップ
トップページ > プロポリスの成分辞典>【タ行】

◆ チロシン ◆

 

チロシンは、必須アミノ酸であるフェニルアラニンが体内で分解されて合成される非必須アミノ酸です。
主に脳内の神経伝達物質で、「興奮や抑制を伝達するアドレナリン、ノルアドレナリン」や、「興奮状態にしてやる気を起こさせるドーパミン」の材料となる成分です。
また、 脳内のチロシンの濃度が低下をすると「うつ状態」になることもわかっており、「うつ状態」の改善や、神経伝達物質の調整をすることでストレスを緩和する働きもあります。

 

また、チロシンは「甲状腺ホルモン」や「メラニン色素」の材料にもなります。

 


 

= 効能 =
・集中力の向上 ・うつ状態の改善 ・ストレスの解消 ・慢性疲労の改善 ・成長促進作用 ・白髪予防  など

 


 

= 含まれる食材 =
・チーズ ・乳製品 ・りんご ・バナナ ・ナッツ類(落花生、アーモンド) ・大豆 ・小魚類    など

 

 

◆ 鉄 ◆

 

プロポリスに含まれる成分「鉄」は、血液と深い関係があるミネラルの一種です。
鉄は半分以上が赤血球中のヘモグロビンの成分となり、各細胞へ酸素を運ぶ働きをしています。
各細胞はこの酸素補給によりエネルギーが生成されます。また、鉄は成長促進や免疫力増進に関わり、酸素の活性化、栄養素の燃焼にも関係しています。ただし、鉄だけを摂取してもヘモグロビンは生成されないため、も一緒に摂取するようにしてください。
鉄には肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜や穀物に含まれる非ヘム鉄の2種類あります。吸収率は普通の鉄に比べて3倍と言われています。このヘム鉄は肉類に多く含まれているため、野菜から摂取する鉄よりも肉類から摂取する鉄の方が、体内への吸収率が良いとされています。
鉄が不足すると動悸、息切れ、めまい、疲労、免疫低下、集中力低下、下痢や便秘などの症状が現れます。また貧血が多い方は一時的に鉄を摂取しても血中の鉄分は増えますが、根本的な貧血の解決になりません。体内に常に鉄が貯蔵されているよう長期的な摂取が必要です。

 


 

= 効能 =
・貧血対策 ・疲労回復 ・免疫力強化 ・成長促進作用 ・育毛促進  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・タイム ・棗(なつめ) ・無花果(いちじく) ・かんぴょう ・黒米 ・ひじき ・煮干し ・牛レバー ・豚レバー ・鶏レバー ・のり ・しじみ ・ごま(ゴマ) ・大豆 ・パセリ ・きなこ ・八ツ目鰻(ヤツメウナギ) ・湯葉 ・あさり ・小麦胚芽 ・牛レバー ・ほうれん草(ほうれんそう) ・ココア ・きくらげ(木耳) ・さつまいも ・よもぎ(ヨモギ) ・すもも(スモモ) ・枝豆 ・コリアンダー(香菜)    など

 

 

◆ テルペノイド(テルペン) ◆

 

プロポリスに含まれる成分「テルペノイド(テルペン)」は、 樹木が発する香り物質を総称してテルペンと呼ぶ。期待される効果として、がん細胞の増殖を抑える作用、血圧を低下させる作用、リラックス作用がある。

 


 

= 効能 =
・抗癌作用 ・血圧低下作用 ・リラックス作用  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス  など

 

 

◆ 銅 ◆

 

プロポリスに含まれる成分「銅」は、鉄の吸収を助けるミネラルの一種です。
銅とは、鉄の吸収を助けるミネラルの一種。ヘモグロビンが結びつくために必要なミネラル
鉄だけを摂取してもヘモグロビンは生成されないため、銅は、貧血の解消には鉄と同様に不可欠なミネラルです。 つまり、銅が不足すると鉄分があってもヘモグロビンが作られないため貧血などの症状がでます。また、銅は体がビタミンCを利用する時に必要なミネラルでもあります。その他銅は血管壁を強くしたり骨の形成を助けたり、体内の数多くの酵素の正常な働きを銅は担っています。
また、銅は、コラーゲンやメラニン色素の生成に必要な酵素の構成成分となります。
銅が不足すると骨や血管・心臓が弱くなったり、骨粗鬆症・関節リウマチなどの原因になる可能性がありまもろくなりますがありますが、逆に摂取しすぎは中毒症状など健康を害する恐れもありますので気をつけましょう。<

 

 


 

= 効能 =
・貧血対策 ・骨粗しょう症(骨粗鬆症) ・関節リウマチ対策 ・免疫力改善 ・育毛促進  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・えび(エビ) ・牛レバー ・豚レバー ・鶏レバー ・いくら ・牡蠣(かき) ・鮭の筋子 ・かに ・あわび ・ほや(ホヤ)  など

 

 

◆ トリカフェオイルキナ酸 ◆

 

プロポリスに含まれる成分「トリカフェオイルキナ酸」は、コーヒーやサツマイモの葉などにも含まれるポリフェノール類の成分です。
がん細胞にみられる、異常増殖を繰り返す細胞のアポトーシス(細胞死)を誘導する作用があります。
また、糖質の消化吸収を遅らせることで、食後の急激な高血糖(食後過血糖)を抑える作用もあることから、糖尿病の治療などにも効果があるとされています。

 


 

= 効能 =
・細胞の異常増殖の抑制  ・抗がん作用 ・α-グルコシダーゼ阻害作用 ・食後過血糖の制御作用  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・コーヒー ・さつま芋の葉  など

 

 

◆ トリプロファン ◆

 

プロポリスに含まれる成分「トリプトファン」は、体内で合成できない9種類の必須アミノ酸のうちの1つ。
トリプトファンはタンパク質生合成の材料となり、その他、肝臓、腎臓で分解されエネルギー源となります。
さらにトリプトファンは、脳に運ばれ、セロトニンを作ります。
また、セロトニンを通じて鎮痛、催眠、精神安定などの作用を及ぼします。
トリプトファンは不足すると精神的に不安定になりやすく、催眠障害を起こすことがありますが、
過剰摂取は肝臓に悪影響を与えることがありますので、摂り過ぎには注意が必要です。
トリプトファンはビタミンB群やナイアシンと一緒に摂ると、トリプトファンを効果的に摂取することができます。

 


 

= 効能 =
・精神安定 ・不眠解消 ・鎮痛作用 ・タンパク質生合成  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・小麦胚芽 ・しらす干し ・大豆 ・タラコ ・ゴマ ・かつお ・チーズ  など